圧力制御式で使いやすい!富士機工のデスクカシメは低価格&コンパクト

圧力制御式で使いやすい!富士機工のデスクカシメは低価格&コンパクト

ベンダーやプレス機、ケトバシを使ってカシメ加工を行っているという企業は多いのではないでしょうか。現状では大きな問題がないとしても、カシメ加工を専用機に任せることでさまざまなメリットが生まれます。ここでは不良が発生しにくく、導入しやすいカシメ加工専用機「デスクカシメ」をご紹介します。

富士機工のカシメ機を使う3つのメリット

まずは、富士機工のカシメ加工専用機「デスクカシメ」を導入することでどのようなメリットが生まれるのかを詳しくご紹介します。
 

高さ調整不要で不良を削減できる

ベンダーやプレス機、ケトバシでのカシメ加工は「圧力」ではなく「高さ」(下死点)で調整します。
この方法では板厚が変わるたびに「高さ」を調整する必要があります。
また、材料の高さのばらつきが原因で加圧が甘くなってしまう結果「ファスナー(部品)の脱落による不良」が発生するといった課題が出てきます。

 
一方で圧力制御式の「デスクカシメ」は、高さではなく設定した圧力がかかってから次の工程に移る仕組みのため、圧入の甘さによる不良が発生しないことが大きなメリットです。たとえ板厚が変わっても、ナットやスペーサーが同じなら、いちいち設定を変える手間がありません。「板厚が変わるたびに高さ調整をするのが手間」「機械の調整ミスによる不良をなくしたい」というニーズにぴったりのマシンです。
 

ベンダー、プレス、ケトバシを占領しない

ベンダーやプレス機、ケトバシでカシメ加工を行っている場合、当然のことながら「カシメ加工中は機械を占領してしまう」という問題が発生します。ほかの用途にも使いたいのに使えない、カシメ加工が終わるまで待たなくてはならないとなれば、現場の業務としては非効率的だといわざるを得ません。カシメ加工の量がさほど多くなく、機械があいているときにこなせばいいという程度ならそれほど大きな問題とはなりませんが、仕事量が増えるにつれ深刻な課題となっていきます。作業が1台の機械に集中すればするほど現場の効率が落ち、製造ロスが発生してしまうでしょう。
 
カシメ加工の仕事が増加傾向にあり、たびたび工場内で作業の渋滞が起こるようなら、カシメ加工専用機を導入することにより解決できます。具体的には、カシメ加工は専用機の「デスクカシメ」で行い、ベンダーやプレス機などほかの加工にも使えるマシンにはカシメ加工以外の作業を振り分けるという仕組みを作ることで、現場作業の効率化が可能です。「ベンダーでカシメ加工をしているが、できれば曲げ加工に専念させたい」など、作業の効率アップを求めて新たな機械の導入を検討しているなら富士機工の「デスクカシメ」がおすすめです。
 

低価格&コンパクトで設置しやすい

富士機工の「デスクカシメ」は、低価格かつコンパクトなのが魅力。マシンサイズは、最大加圧力が6.5tの「デスクカシメ LSK640Ⅱ」で幅700mm、奥行き740mm、高さ1,400mmと非常に小型です。最大加圧力が3tの「デスクカシメ LSK330Ⅱ」なら幅550mm、奥行き670mm、高さ1,520mmとさらに省スペース。このように、スペースの問題により大型のマシンが設置できない工場でも導入しやすいサイズとなっています。
 
加えて各メーカーから発売されているカシメ加工専用機の中でも低価格で、費用対効果がすぐれている点も見逃せません。費用面に関しては次の段落で詳しく説明します。

カシメ加工専用機を低価格で!コストと使い勝手を両立

富士機工のカシメ加工専用機「デスクカシメ」が導入しやすい最大の理由は、ずばり価格です。実際に「この性能でこの価格なら」と価格が決め手となった導入例も少なくありません。ここでは、コスト面のメリットをご紹介します。
 

カシメ機の導入でネックとなる価格面を解決

「カシメ専用機があれば確実に便利だし、現場の効率も上がる」と考えている企業は多いでしょう。しかし、他メーカーのカシメ加工専用機はかなり高額で、手を出しづらいのが現状です。これは、他メーカーではサーボ式などが採用されていて、メカ的要素が強い機械が主流だからという理由があります。他メーカーの高額なカシメ加工専用機は、加工精度や加工できる範囲の広さは申し分ないものの、コスト面でのハードルが高く、やすやすとは導入できないという難があります。
 
一方で富士機工の「デスクカシメ」はリーズナブルで、価格面でのハードルが低いのが特長です。価格がネックとなってカシメ加工専用機の導入を見送っている企業に自信を持っておすすめできるマシンですので、価格について一度お問い合わせください。
 

富士機工のカシメ機はすぐれたコストパフォーマンスが魅力

他メーカーの本格的なカシメ加工専用機は、非常に高性能であるもののかなり高額です。富士機工のカシメ加工専用機「デスクカシメ」は、「そこまで精度が高い機械は必要ないが、ばらつきなくカシメ加工ができるお手ごろ価格の機械がほしい」という企業にうってつけ。無駄を省いたコンパクトな設計で、導入しやすいのが特徴です。使い勝手もよく、操作盤は見やすく操作がしやすい配置で、導入後すぐに使いこなすことができます。富士機工のカシメ機シリーズの中でもKSM-650はさまざまな形状のワークに対応するために、アタッチメントは交換が可能。ダイの交換もシンプルな手順でスピーディーに行えます。
 
また、本体価格がリーズナブルなのはもちろんのこと、圧力制御式により加圧の甘さによる不良や品質のばらつきが発生せず、ランニングコストの面でも優秀です。「使いやすくて導入しやすいカシメ加工ができる機械がほしい」というニーズに応えるべく、性能と低価格の2つを兼ね備えたカシメ加工専用機を実現しました。
 

カシメ加工だけじゃない!油圧プレス機としても使用可能

「デスクカシメ」は、専用のアタッチメントをつけることにより、油圧プレス機としても使用できます。加圧能力以内の加工なら、金型を取り付けることで「穴あけ」「切り欠き」「バーリング」といった加工も可能。「カシメ加工専用機は必要だしぜひ導入したいが、それだけに予算を出すのは難しい」という企業にうってつけです。使い方次第で幅広い作業ができるので、仕事内容に合わせた小回りのきく運用が可能です。
 

異物の挟み込みを回避する安全装置を搭載

「デスクカシメ」はコンパクトで低価格な機械ですが、安全面では万全の仕組みを備えています。プレスファスナーの高さを管理する安全装置を標準装備しているため、異物や手指の挟み込みを加圧前に回避でき、万が一の際も安心。コンパクトな機体にほしい機能が詰まっている1台です。

「デスクカシメ LSK330Ⅱ」ならアルミへのカシメ加工もお任せ!

アルミへのカシメ加工はどうしても押しすぎになることが多く、現場で問題となることが多い作業です。現に富士機工の「デスクカシメ LSK640Ⅱ」という最大加圧力6.5tの機械では、加圧が強すぎてしまい、いわゆる押しすぎの状態になってしまいます。
そこで開発されたのが、「デスクカシメ LSK330Ⅱ」です。この機械は最小加工圧力200kgの設定が可能なため、アルミへカシメ加工する際の押しすぎを防止することができます。加えて、M2、M3といったアルミにはやりづらい加工にも最適。
アルミに対してカシメ加工をしている企業にもおすすめできる製品です。

まとめ

圧力制御式のカシメ加工専用機「デスクカシメ」は、油圧プレス機としても使える便利な機械です。高さ調節が不要で不良の発生を抑えられるうえ、ベンダーやプレス機、ケトバシでカシメ加工する必要がなくなり、現場での作業効率がアップします。興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。紹介した製品の詳細は以下よりご覧いただけます。

今回、紹介した製品はこちら

カシメ加工機『デスクカシメⅡ』

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カシメ加工機『デスクカシメS』

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カシメ加工機『カシメ機』

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